タミヤ 1/35 ソビエト T-34/76戦車 1943年型 その3

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履帯。ゴム履帯なので、そのまま取り付けただけだと、履帯特有の「たるみ」は出ません。

 

そこで「たるみ」を表現するために、真鍮線を車体に貫通させて、真鍮線で履帯を押しつけるという方法をとっています。これは、ノモ研2に書いてあったのをマネしました。


T-34の場合、元々の起伏変化があまりないためか、効果はかなり微妙に見えますが…。また、古いキットゆえ、昔ながらの焼き潰して両端をつなげるタイプの履帯なので、つなげた所が目立ってしまっているのが残念です。まあこれ以上はちょっとどうにもならないです。

転輪は、タミヤの情景テクスチャーペイントでこびりついた土表現、その上から調色したクレオスウェザリングカラー、さらにAMMOのヨーロッパダストピグメントを使っています(脳内舞台イメージとしては、クルスクとかロシア東部をイメージ)。

車体にも同様にウェザリング。


砲塔のデカール。大きな数字の部分は、手書きに見えるようにデカールの上からシタデルのCORAX WHITEで筆描きしています。また、段差消しのためにクリアーを数回吹いて、1500番のペーパーで研ぎました。

 


書くのが前後しましたが、車体横にはアンテナを付けるためのパーツがあって、ここに伸ばしランナーを接着してアンテナにするように指示があります。しかしそれだと強度に不安が残るので、真鍮製のパイプを接着しておいて、あとで塗装した真鍮線を差し込む形式にしました。

あとはつや消しクリアーでコートしたら完成です。


…と、やりたいところだったんですが、つや消しを吹いたら、一部白化してしまいました。湿気と吹き方には注意していたんですが、どうも砂とか土の粒子感を出すために細かいテクスチャを付けていた部分が白化してしまったようです。

仕方ないので、再びウェザリングカラーを調色して(レシピをメモしておいたのが助かった)白化部分を塗り直し。リカバリーは楽でした。

 

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